消滅時効の援用手続きをする場合、司法書士または行政書士に依頼することになります。
行政書士の方が、費用が安いです。
「とにかく安いところに依頼したい」という方!
これ以上読み進める必要はありません。今すぐ行政書士に依頼をしてください。
「んー、安いのは何か理由があるからに違いない」と思った方、もう少しだけ読み進めれば、理由がはっきりわかります。
当然ですが、安いのには理由があります。
両者の違いを一言でいうと、代理人になってもらえるかどうかです。
代理人になってもらえる司法書士となりえない行政書士。
消滅時効の援用の手続きにおいて行政書士にできることは、司法書士はすべてできます。
それに反して行政書士はできないことだらけなのです。
だからといって、これが悪いということにはなりません。
すんなり時効を完成させることができたのであれば、安い費用で解決させることができるので、大正解だったといえるでしょう。しかし、すんなりいかないケースが決して珍しいことではなく、そういった場合は新たに司法書士に依頼する必要がでてくるので、追加でまた費用がかかってくるのです。
つまり、
このタイミングで消滅時効の援用をすれば確実に時効を完成できる、といえるのであれば行政書士に、そうでなければ司法書士に依頼する方が無難といえます。
もちろんどちらを選ぶにしても、消滅時効の援用に強い事務所に依頼することが重要です。